202011新着本-国内書-
- 野良考古学研究所
- 2020年12月7日
- 読了時間: 6分

202011新着本-国内書-
2020年11月に届きました国内書です。
〇湯浅博雄2020『贈与の系譜学』講談社
目次
はしがき
プロローグ
第Ⅰ章 古代思想における〈正しさ〉-〈義務・責任〉の観念の由来
第Ⅱ章 初期キリスト鏡における〈正しさ〉-その贈与性、ニーチェによる評価と批判
1 神との内的関係を重く見ること
2 カントの実践哲学
3 キリスト教に対するニーチェの評価と批判
第Ⅲ章 原初の社会における贈与的ふるまい
1 〈贈与というかたちを取る〉物の交流・交易
2 贈与的なふるまいの両義性
3 贈与的次元を含む運動、それを打ち消す動き(再-自己所有)
第Ⅳ章 贈与をめぐる思索
1 贈与的なふるまい-〈不可能なもの〉との関わり
2 贈与、サクリファイスと模擬性=反復性
3 苦難の時そのものが新たに、未知なるものとして生き変わること
4 不可能なものという試練-絶えざる中断、再開始
エピローグ
註
文献一覧
あとがき
〇G・ドゥルーズ(著)/木田元・財津理(訳)1980『ヒュームあるいは人間的自然 経験論と主体性』朝日出版社
目次
第Ⅰ章 認識の問題と道徳の問題
第Ⅱ章 文化の世界と一般規則
第Ⅲ章 道徳の認識における想像の能力
第Ⅳ章 神と世界
第Ⅴ章 経験論と主体性
第Ⅵ章 人間的自然の諸原理
結論 合目的性
原註
訳註
訳者あとがき
〇ジル・ドゥルーズ(著)/湯浅博雄(訳)1985『ニーチェ』朝日出版社
目次
生涯
哲学
ニーチェ的世界の主要登場人物辞典
ニーチェ選集
ニーチェの著作
関係書誌
注
訳者あとがき
〇ジル・ドゥルーズ(著)/宇波彰(訳)1974『プルーストとシーニュ 文学機械としての『失われた時を求めて』』法政大学出版局
目次
第二版の序
第1章 シーニュ
第2章 シーニュと真実
第3章 習得
第4章 芸術のシーニュと本質
第5章 記憶の二次的役割
第6章 セリーとグループ
第7章 シーニュの体系の多元性
第8章 アンチロゴスまたは文学機械
結論 思考のイマージュ
訳注
訳者あとがき
〇ジル・ドゥルーズ(著)/宇波彰(訳)1974『ベルクソンの哲学』法政大学出版局
目次
第1章 方法としての直観(方法の五つの規則)
第2章 直接与えられたものとしての持続(多様性の理論)
第3章 潜在的共存としての記憶(過去の存在論と記憶の心理学)
第4章 持続は一か多か(持続と同時性)
第5章 差異化の運動としてのエラン=ヴィタル(生命・知性・社会)
訳注
訳者あとがき
〇ジル・ドゥルーズ(著)/中島盛夫(訳)1984『カントの批判哲学 諸能力の理説』法政大学出版局
目次
序論 超越論的方法
カントの理性観
能力という言葉の第一の意味
上位の認識能力
上位の欲求能力
能力なる言葉の第二の意味
能力なる語の二つの意味の間の関係
第1章 『純粋理性批判』における諸能力の関係
「アプリオリ」と「超越論的」
コペルニクス的転回
総合と立法的悟性
想像力の役割
理性の役割
諸能力の間の関係の問題-共通感官
正当な使用、不当な使用
第2章 『実践理性批判』における諸能力の関係
立法的理性
自由の問題
悟性の役割
道徳的共通感官と不当な諸使用
実現の問題
実現の条件
実践的関心と思弁的関心
第3章『判断力批判』における諸能力の関係
感情の上位形態は存在するか
美的共通感官
崇高における諸能力の関係
発生の観点
自然における象徴作用
芸術における象徴作用、もしくは天才
判断力は一つの能力であるか
美学から目的論へ
結論 理性の諸目的
諸能力の理説
諸目的の理論
歴史もしくは実現
原注
訳注
訳者あとがき
参考文献要覧
〇ジル・ドゥルーズ(著)/足立和浩(訳)1974『ニーチェと哲学』国文社
目次
第1章 悲劇的なもの
1 系譜の概念
2 意味
3 意志の哲学
4 弁証法との対立
5 悲劇の問題
6 ニーチェの発展
7 ディオニュソスとキリスト教
8 悲劇的なものの本質
9 存在〔生存〕の問題
10 存在と無垢
11 骰子ふり
12 永遠回帰のための諸帰結
13 ニーチェの象徴法
14 ニーチェとマラルメ
15 悲劇の思惟
16 試金石
第2章 能動と反動
1 身体
2 力の区別
3 量と質
4 ニーチェと科学
5 永遠回帰の第一の側面。宇宙論的、物理学的教説としての永遠回帰
6 力(への)意志とは何か
7 ニーチェの用語法
8 根源と転倒した像
9 力の測定の問題
10 位階序列
11 力(への)意志と〈力〉の感情
12 力の反動化(反動的生成)
13 意味と価値の相反的両立性
14 永遠回帰の第二の側面。倫理的、選択的な思想としての永遠回帰
15 永遠回帰の問題
第3章 批判
1 人間諸科学の変容
2 ニーチェにおける問いの立て方
3 ニーチェの方法
4 先人たちとの対立
5 ペシミズムとショーペンハウアーへの対立
6 意志の哲学のための諸原理
7 『道徳の系譜』の見取図
8 原理の観点からみたニーチェとカント
9 批判の実現
10 諸帰結の観点からみたニーチェとカント
11 真理の概念
12 認識、道徳、宗教
13 思惟と生
14 芸術
15 思惟の新たなイメージ
第4章 怨恨からやましい良心へ
1 反動と怨恨
2 怨恨の原理
3 怨恨の類型学
4 怨恨の諸特徴
5 よい(善)か、わるい(悪)か
6 誤謬推理
7 怨恨の発展。ユダヤ教の僧侶
8 やましい良心と内面性
9 苦痛の問題
10 やましい良心の発展。キリスト教の僧侶
11 先史的観点から考察された文化
12 後史的観点から考察された文化
13 歴史的観点から考察された文化
14 やましい良心、責任、有罪性
15 禁欲主義の理想と宗教の本質
16 反動的な力の勝利
第5章 超人。弁証法との対立
1 ニヒリズム
2 同情の分析
3 神は死んだ
4 ヘーゲル主義との対立
5 弁証法の転変
6 ニーチェと弁証法
7 ましな人間についての理論
8 人間は本質的に「反動的」か
9 ニーチェと価値転換。焦点
10 肯定と否定
11 肯定の意味
12 二重の肯定。アリアドネ
13 ディオニュソスとツァラトゥストラ
結論
原註
訳註
ドゥルーズのニーチェ論
訳者あとがき
〇古代学研究会2020『古代学研究』第225号
目次 《論文》
・三浦俊明「腕輪形石製品の副葬配置とその地域性」pp.1-18.
・内藤元太「大和南部型埴輪の展開とその背景」pp.19-40.
《研究ノート》
・奥田尚「平群西宮古墳の石室材と石室構築について」pp.41-50.
《古代学への提言 77》
・森岡秀人「世界史に深く刻み込まれた感染症と転換期の古代学研究会」p.表紙裏・裏表紙裏.
〇古代学研究会2020『古代学研究』第226号
目次
《論文》
・阿部大誠「折り曲げ鉄器の副葬と鉄器生産との関係」pp.1-19.
・宇野隆志・清水康二・清水克朗・三船温尚「製作技術からみた三角縁神獣鏡の製作順序」pp.21-36.
《研究メモ》
・竹居明男・水ノ江和同・津村宏臣「藤原貞幹の墓石について-名家等墓石保護の試み-」pp.37-43.
・山田猛「蒸留の歴史小考-上底注口付甑・桶甑・蘭引-」pp.45-50.
《古代学への提言 78》
・阿部功「感染症と人間社会」p.表紙裏・裏表紙裏.
〇塚本紗代・野中耕介(編)2020『佐賀県立博物館50周年特別展 THIS IS SAGA』佐賀県立博物館
目次
ごあいさつ
旧石器・縄文-いち早く始まった、海を越えた交流
弥生・古墳-稲作の発祥地、佐賀
奈良-最古の地誌が伝える佐賀の対外関係
平安-宋から日本へ 有明海も日宋貿易の舞台だった
鎌倉・室町-2つの海をめぐる攻防
海域往来-海を越えた信仰と美術
桃山-朝鮮半島への出兵がもたらしたヒト・モノ・コト
江戸-世界に向けられた佐賀の視線
明治-新しい風、世界へ踏み出した佐賀人
エンディングメッセージ
【特集】佐賀ミュージアム4館長×洪恒夫 今、博物館に求められるもの
【あとがきにかえて(巻末論稿)】
・浦川和也「対外関係史における有明海ルートの評価について-「有明海には大きな船は入ってこない(入れない)」というイメージは正しいのか-」
【年表】佐賀と世界の交流史
【年表】佐賀県立博物館の50年
参考文献一覧
出品目録
〇河合修(編)2020『濵山海居 末盧国』伊都国歴史博物館
目次
はじめに
第Ⅰ章 末盧国のあけぼの~旧石器・縄文時代の松浦地方~
第Ⅱ章 末盧国の形成~稲作の伝来と地域首長の誕生~
第Ⅲ章 末盧国の時代~国の成立と繁栄~
第Ⅳ章 末盧国その後
おわりに
特別寄稿
・田島龍太「末盧國の時代-桜馬場遺跡から久里双水古墳まで」
主要展示品目録
主要参考文献
協力者一覧
〇川述昭人(編)2020『岩戸山歴史文化交流館開館五周年記念企画展 石製表飾品の変遷-盛期から衰退期まで-』八女市教育委員会
目次
石製表飾品の変遷-盛期から衰退期まで-
[初期]
[盛期]
[衰退期](熊本県では拡散期)
西原古墳
姫ノ城古墳
木柑子古墳
岩戸山古墳
鶴見山古墳
童男山古墳群
木柑子高塚古墳
参考図版
参考文献
展示資料目録
展示協力機関・協力者一覧
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